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既存戸建て価格、近畿圏で好調を維持

 (株)東京カンテイは10日、2022年2月の主要都市圏・主要都市における中古(既存)一戸建て住宅の価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,588万円(前月比4.6%下落)と反転下落した。都県別に見ると、東京都5,452万円(同11.8%下落)、千葉県2,495万円(同1.9%下落)、埼玉県2,737万円(同3.1%下落)と揃って反転下落したものの、神奈川県は3,853万円(同0.3%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。

 近畿圏は2,808万円(同7.3%上昇)と2ヵ月連続での上昇。府県別では、大阪府3.038万円(同5.2%上昇)、兵庫県2,736万円(同8.4%上昇)、京都府3,877万円(同13.9%上昇)と、1月同様にすべて上昇している。

 中部圏は、2,505万円(同3.6%上昇)、愛知県は2,969万円(同1.2%上昇)と、どちらも2ヵ月連続で上昇した。


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