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小田急不、城南信金の職員寮を賃貸住宅に

コワーキングスペースのイメージ

 城南信用金庫、小田急不動産(株)、グッドルーム(株)は14日、コワーキングスペース「goodoffice 宮前平」と賃貸住宅「TOMOS 宮前平」(川崎市宮前区、総戸数30戸)の概要を発表した。

 同施設は、城南信用金庫が保有する「城南信用金庫宮前平寮」をコンバージョンしたもの。東急田園都市線「宮前平」駅徒歩3分に立地。1992年築、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造地上9階建建ての建物の3~9階部分を改修。3階をコワーキングスペース、4~9階を賃貸住宅とした。1・2階は同信金の宮前平支店。賃貸住宅は、小田急不動産が借り上げ、グッドルームが賃貸住宅の施工とコワーキングスペースの設計・施工・運営等を担当した。

 賃貸住宅は、1R・1K、専有面積は約23平方メートル。グッドルームのリノベーションブランド「TOMOS」の特長である無垢床を使用したデザインを全住戸に採用。居室内にテレワーク用デスクも設置した。10戸はフルリノベーション(賃料7万8,000円・共益費込み)、10戸を部分リノベーション(賃料6万8,000円・同)で仕上げた。残り10戸はマンスリーマンション(賃料8万8,400円・同)として同社が運用する。

 コワーキングスペースは、ワークスペースはもちろんキッチンスタジオとしても利用できる内装に。月額会員制で入居者以外も利用可能とする。

 4月1日より、賃貸住宅の入居およびコワーキングスペースのリーシングを開始する予定。


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