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すすきの駅前複合開発、コンセプト決定/東急不他

「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」外観イメージ

 東急不動産(株)、(株)竹中工務店、(株)イトーヨーカ堂、(株)アインファーマシーズ、(株)キタデンは17日、商業施設ススキノラフィラ跡地で開発中の大型複合施設「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」(札幌市中央区)のコンセプトを決定した。

 札幌市営地下鉄「すすきの」駅前に立地。敷地面積約5,157平方メートル。地上18階地下2階建て、延床面積約5万3,378平方メートル。スーパーマーケット(地下2階)やコスメ&ドラッグストア(1階)などの商業店舗、シネマコンプレックス(5~7階)、ホテル(7~18階)で構成する。

 施設コンセプトは、「札幌のまちに『あそびば』を~昼も眠らない街ススキノへ~」。夜間利用の比率が高い北海道有数の観光名所・すすきのの魅力を「遊び」と捉え、昼間の時間帯も含めて一日中過ごすことができる場をつくり、にぎわいを生み出していく。
 メインターゲットを札幌に生活圏を置く人々とし、市民に日常的に利用される施設となることで、「地元の人々が集まる場」として認知を図り、観光客も遊びに来たくなる施設を目指す。

 建物が閉鎖的にならないよう上層部と低層部にガラスカーテンウォールをアクセントとして採用。屋内外広場も設置し、すすきの交差点に向けて開かれたイベントも開催する。

 竣工・開業は2023年秋の予定。


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