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マンション賃料指数、23区は横ばい

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、2021年第4四半期(10~12月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化したもの。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00」は大幅に上昇としている。

 当期の全国主要都市のインデックス(全体概況)は、首都圏では東京23区が113.18(前期比-0.40)と横ばい。東京都下は105.38(同+1.22)、横浜・川崎市は108.11(同+0.59)、千葉西部は107.59(+0.73)と上昇。埼玉東南部は108.16(-1.21)と低下した。

 地方都市では、札幌市117.66(同+0.18)、仙台市119.85(同+0.78)、名古屋市98.05(同-2.01)、京都市115.65(同+0.46)、大阪市123.89(同-0.58)、大阪広域107.13(同-2.07)、福岡市114.61(同+1.80)。2地域が上昇、3地域が低下、2地域が横ばいだった。

 また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が110.01(同+0.11)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が116.07(同-0.44)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が115.16(同+2.90)となった。


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