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インドネシアでアウトレットモール開発/三菱地所

「The Grand Outlet – East Jakarta」完成イメージ

 三菱地所(株)は22日、ジャカルタ特別州東部のカラワン県でラグジュアリーアウトレットモール事業「The Grand Outlet – East Jakarta」に参画すると発表した。

 シンガポール証券取引所上場の総合ディベロッパー、Tuan Sing Holdings Limited(以下、Tuan Sing社)との共同事業。計画地(敷地面積約8万8,000平方メートル)は、ジャカルタとインドネシア第三の都市バンドンを結ぶ、インドネシア最大の交通量を有する高速道路沿いに位置。延床面積約4万9,000平方メートル、地上1階建て(一部2階建て)のインドネシア初の大規模ラグジュアリーアウトレットを開発する。総事業費は約70億円。出資比率は三菱地所50%、Tuan Sing社50%。三菱地所グループが同国でアウトレットモール事業に参画するのは初めて。

 店舗面積は約2万6,000平方メートルで、ラグジュアリーブランドを中心に物販店舗やカフェ、レストランなど約180店舗を誘致する。憩いの場やイベントスペース「Green Hub」も設置し、多種多様なイベントを開催するほか、キッズパークやフードコートも充実させ、ショッピング以外の体験も提供していく。

 着工は2022年中頃、開業は23年後半を予定する。


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