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野村不、バンコクで初の戸建て・タウンハウス分譲

タウンハウス事業イメージ

 野村不動産(株)は4日、タイ・バンコク首都圏において総戸数580戸の戸建て・タウンハウス分譲事業に参画すると発表した。

 タイ現地法人を通じた現地パートナー、タイ大手不動産会社「ORIGIN PROPERTY PUBLIC CO.,LTD.」(Origin社)との共同事業で、子会社「BRITANIA PUBLIC CO.,LTD.」(Britania社)と参画する。Origin社グループとは、これまでコンドミニアム事業およびサービスアパートメント事業計16件の共同事業を実施してきたが、戸建て・タウンハウス事業への参画は初。

 開発地は、バンコク中心部から南東約20kmに位置するサムットプラカーン県バンプリー郡に位置。バンコク東部の主要幹線道路「バンナートラート」やスワンナプーム空港へのアクセスに優れ、また商業施設・学校・病院が近接した生活利便性の高いエリアとなる。

 戸建事業「Britania Home Bangna KM17」は、敷地面積7万5,809平方メートル、総戸数228戸。タウンハウス事業「Britania Town Bangna KM17」は、敷地面積5万7,182平方メートル、総戸数352戸。敷地入口にはエントランスゲートを設けセキュリティを強化し、共用施設としてスイミングプール、フィットネスジム等を備えるクラブハウスも設置する。各住戸はBritania社既分譲物件で好評の間取りプランを採用する。事業比率は野村不動産49%、Britania社51%で、販売開始は2022年7月。

 併せて今般、同社はOrigin社と今後のさらなる連携による不動産開発事業強化と両社の発展を目指し、戦略提携合意書を締結。今後もタイにおいて着実な事業成長を目指していく。


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