三菱地所（株）と（株）JTBは21日、東京駅日本橋口前常盤橋街区の大規模再開発プロジェクト「TOKYO TORCH（トウキョウトーチ）」を活用した地方創生に関する連携協定を、1日に締結したと発表した。
第1弾の取り組みとして、JTBが首都圏における観光プロモーションの企画運営を受託している熊本市と連携し、昨年オープンした大規模屋外広場「TOKYO TORCH Park」や常盤橋タワーを活用した熊本の魅力を体感するイベント等を、夏以降に実施する予定。
今後は、地方自治体・地域の魅力や文化の発信、地域との連携を検討する企業と地方自治体とのマッチングを推進。インバウンド需要復活に向け、首都圏から地方誘客を含む国際交流の拠点としての整備も行なっていく。
また、三菱地所が「TOKYO TORCH」内のビルに8月開業予定の47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」に、JTBがスペシャル・サポーターとして参画。「TOKYO TORCH」を中心に、東京駅前を日本全国各地域の魅力を複層的に発信する拠点として確立していくことを目指す。