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賃貸レジデンスで新ブランド/平和不動産

ブランドロゴ

 平和不動産(株)は2日、同社の賃貸レジデンス事業において、新ブランド「ORSUS(オルサス)」を展開すると発表した。

 同社は中期経営計画「Challenge&Progress」で、ビルディング事業における外部成長促進の一環として、賃貸レジデンスの開発・取得を推進している。このほど、多様化するライフスタイルや社会的ニーズに幅広く対応していくため、新ブランドを立ち上げた。

 「ORSUS」のブランドコンセプトは“そこに住む「人」を中心にした、新しいニーズに適した住まい”で、ラテン語の「ORSA(新たな始まり)」と「SUSTINERE(支える)」を組み合わせた造語。

 同ブランドでは、「新たな生活様式」として、シングル・DINKSをターゲットに1DKなど広い間取りを中心とし、「環境、SDGs」をテーマに共用部には、再生可能エネルギー100%電力を使用。また、「安心・安全」面では、防犯カメラ等のセキュリティを強化した。

 現在、東京都台東区や東京都品川区においても新規プロジェクトを進めている。その他、既存賃貸レジデンスの物件名も順次変更していく予定で、現在の物件ラインナップは、「ORSUS 浅草」(東京都台東区、総戸数27戸、2021年2月竣工)、「ORSUS 本所吾妻橋」(東京都墨田区、総戸数24戸、21年6月竣工)、「ORSUS 梅島」(東京都足立区、総戸数89戸、22年1月竣工)、「ORSUS 中野」(東京都中野区、総戸数33戸、22年1月竣工)の4物件。

 なお、同社はグループ全体での脱炭素社会、温室効果ガス排出量削減の実現に向けた取り組みを加速させるため、積極的にサステナビリティ施策を推進している。その一環として22年にZEHディベロッパーに登録、認定を取得しており、賃貸レジデンス開発においてもZEH-Mの普及実現に向けた検討を積極的に行なっていく。


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