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仙台空港近くで物流施設竣工/プロロジス

「プロロジスパーク岩沼」外観

 プロロジスは11日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼」(宮城県岩沼市)の竣工を発表した。

 仙台空港から約2km、仙台東部道路「仙台空港IC」・「岩沼IC」からも至近な「岩沼臨空工業団地」内に立地。2008年10月に竣工し、20年4月に火災で焼失した「プロロジスパーク岩沼1」の再開発事業。同社がスポンサーを務める日本プロロジスリート投資法人が、21年3月から開発を進めてきた。敷地面積約4万5,704平方メートル。鉄骨造地上2階建て、延床面積約5万1,120平方メートル。最小区画は約1,700坪で、最大6社の入居が可能。敷地内には化粧品やアルコール類の保管も可能な小型倉庫も併設し、さまざまな業種・用途の物流ニーズに対応する。

 「プロロジスパーク岩沼1」には設置していなかったスロープを設け、45ftセミトレーラーおよび21mフルトレーラーも2階へアクセスできるようにした他、トラックバースや荷捌きスペースも拡大するなど、機能性を向上させた。また、消防署と協議し、防災対策消防ホースの水圧を利用して外部から開錠可能なシャッターを採用して、消火活動に有効な対策を実施。そのほか津波や水害による浸水への対策、非常用発電機の実装などにより防災性を高めた。

 現時点で約80%の面積において賃貸契約を締結済み。


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