森トラスト総合リート投資法人（MTR）は23日、2022年3月期決算を発表した。
当期（21年10月1日～22年3月31日）は、営業収益85億2,800万円（前期比7.3％減）、営業利益50億4,200万円（同9.4％減）、経常利益46億8,500万円（同10.0％減）、当期純利益45億3,700万円（同10.0％減）。1口当たり分配金は3,195円（同355円減）となった。
当期は、運用資産の稼働率の維持に加え、「神谷町トラストタワー」の一部取得および「東京汐留ビルディング」の一部譲渡を実施し収益確保を図った。期末時点のポートフォリオは16物件、資産総額は約3,069億円、期末時点の稼働率は96.0％（同3.1ポイント減）となった。
次期は、営業収益68億4,500万円、営業利益33億2,400万円、経常利益29億3,600万円、当期純利益32億5,700万円、1口当たり分配金3,000円を見込む。