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三菱商事都市開発、大田区で民設民営のSFL

「大田区仲六郷ShareFAB&LABプロジェクト」外観イメージ

 三菱商事都市開発(株)は、ものづくり・研究開発企業やスタートアップ向けの工場・研究開発施設「大田区仲六郷ShareFAB&LABプロジェクト」(東京都大田区、全32区画)を着工した。

 京浜急行本線「六郷土手」駅徒歩約6分に立地。首都圏の中でもモノづくり企業の一大集積地である東京都大田区に位置し、計画地である六郷エリアは大田区内においても特にものづくりの事業所が集積するエリアの一つ。敷地面積約1,700平方メートル、延床面積約5,200平方メートル、鉄筋コンクリート造地上6階建て。

 日本では珍しい民設民営のSFL(Share Fabrication&Laboratory) 。これは、ものづくり企業等が集積することで、相互のリレーションシップを誘発する施設を指す。機械の高さ・重量や搬入動線を考慮した施設設計を採用。荷捌きスペース・会議室といった、ものづくり・研究開発以外のスペースをシェアすることで、入居区画(約61~229平方メートル)は効率的なレイアウト・計画を可能とする。また、入居企業同士や大田区内類似施設等との連携・交流強化、ネットワーキングイベントの実施等で、ビジネスチャンス・イノベーション創出をハード・ソフト両面からサポートする計画。

 竣工は2023年夏の予定。


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