星野リゾート・リート投資法人（HRR）は15日、2022年4月期決算を公表した。
当期（21年11月1日～22年４月1日）は、営業収益54億3,800万円（前期比12.4％増）、営業利益22億円（同19.2％増）、経常利益17億6,400万円（同24.9％増）、当期純利益17億6,100万円（同24.9％増）。1口当たり分配金は7,195円（同851円増）。
旅行に対する需要は、21年12月にはコロナ禍以前と同水準を示すまでに回復しているとみられ、保有するホテル・旅館の安定収益の確保を念頭に運用。マイクロツーリズム需要の定着や地域連携プロジェクト等独自施策の展開により、グループの運営ホテルでは一定の需要を獲得している。期末の保有資産は65物件・取得価格合計1,768億5,600万円。
次期（22年10月期）は、営業収益58億6,800万円、営業利益24億5,700万円、経常利益19億4,700万円、当期純利益19億4,500万円、1口当たり分配金は7,607円を見込む。