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軽井沢の万平ホテルを大規模改修・改築/森トラスト

改修・改築後の万平ホテル

 森トラスト(株)と万平ホテル(長野県・軽井沢町)は16日、同ホテルの創業130周年記念事業として、大規模改修・改築工事を実施すると発表した。

 同ホテルは1894年創業。日本の西洋式ホテルの草分けの一つといわれるクラシックホテルで、特に国の登録有形文化財である「本館アルプス館」(1936年築)は、ハーフ・ティンバー風の外観意匠や和洋折衷の室内意匠などから、人気がある。

 今回の改修では、本館アルプス館を含む建物の経年劣化部分の補強など、広範囲医におよぶ改修を施す他、既存棟での新規客室化やホテル新施設の追加等の改築を予定している。

 敷地面積約10万3,676平方メートル、延床面積約1万3,278平方メートル。木造のアルプス館、鉄筋コンクリート造のアサマ館とアタゴ館で構成する。地上2階地下1階建て。

 2023年1月4日~24年夏まで営業を一時休止し、着工は23年1月中旬、竣工は24年5月の予定。


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