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自宅の相場価格、「売り出し物件で把握」が最多

 (株)ツクルバは27日、7月1日に路線価が公表されることを踏まえ、不動産(自宅)の売却価格や査定に関する調査の結果を発表した。

 1都3県在住で、自身か配偶者(パートナー)が保有するマンションに住む20~60歳代男女にアンケートを実施。208人から回答を得た。調査期間は2022年6月15~17日。

 路線価や基準地価など、公的機関からの土地の価格に関する発表がある際に、自宅の価格が気になる人が56.9%となった。自宅の価格が気になった際に、相場や価格を把握するための手段として「近隣の売り出し中物件の価格を調べる」(42.6%)が最多に。次いで、「ウェブ上の簡易査定を受ける」(39.9%)、「何もしない」(26.0%)だった。また、ウェブ簡易査定、一括査定サービスに感じる不安として、「個人情報を登録すること」(45.1%)、「簡易査定の精度が正確か」(42.7%)、「結局いくらで売れるか分からない」(33.6%)が挙がった。

 自宅を売却したらいくらで売れそうか把握している人は56.3%と、半数以上であることが分かった。


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