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フィリピンでの住宅開発に参入/西鉄

マンション完成イメージ

 西日本鉄道(株)は25日、フィリピン・アンティポロにおいて、現地の住宅ディベロッパーであるアクセイア デベロップメント コーポレーションと共同で、実需向けの低層マンションを開発すると発表した。

 同社グループは、中期経営計画の重点戦略として、海外不動産事業の収益拡大を推進しており、現在ベトナム、インドネシア、米国、タイの4ヵ国で住宅・収益不動産等を展開。今回、海外不動産事業のさらなる拡大を目指し、同社の住宅事業として初めてフィリピンに進出する。

 フィリピンの首都マニラの東部に位置するアンティポロは、人口約88万人の都市。マニラ近郊ながら豊かな自然に恵まれたエリアで、中心部には商業施設や路面店が集積しており、居住環境にも優れる。計画地はマニラ中心部から東に約20km、車で約35分の場所で、敷地面積は約4万974平方メートル。中間層向けの低層マンション77棟・462戸を開発する。

 着工は2023年7月、竣工は24年5月を予定する。


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