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「博多」駅近くにABW取り入れたオフィス

「博多イーストテラス」外観

 NTT都市開発(株)と大成建設(株)は5日、オフィスビル「博多イーストテラス」(福岡市博多区)の竣工を発表した。

 JR等「博多」駅徒歩5分の立地、敷地面積は約4,900平方メ ートル。交通インフラの拡充に合わせ、同駅周辺の建物の容積率規制緩和等を行なうことで耐震性の高いビルへの建て替えや歩行者ネットワークの拡充、博多旧市街地との回遊性向上等を図る官民連携の取り組み「博多コネクティッド」の規制緩和第1号物件。

 建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上10階建て、延床面積約2万9,200平方メートル。オフィスは基準階面積680坪と、博多エリア最大級の規模。ABW(Activity Based Working)を取り入れさまざまなワークスペースを提供し、屋上にはスカイデッキも設けた。1階の商業エリアには、個別空調を完備したセキュリティ付個室とオープンスペースで構成するスモールオフィス「Mol.t(モル・ト)」(運営:(株)NSFエンゲージメント)を設置。カフェ&バー「FUGLEN FUKUOKA」も併設する。また、地域活性化にもつながる広場を設置。カフェやキッチンカーの設置やイベント等を実施し同エリアのにぎわい創出を図る。


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