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ハノイのビル屋上に大規模太陽光発電/ダイビル

「コーナーストーン・ビルディング」屋上に敷設した太陽光発電パネル

 ダイビル(株)は23日、同社グループがベトナム・ハノイに保有するオフィスビル「コーナーストーン・ビルディング」に太陽光発電を導入したと発表した。

 同社は4月に国内全保有ビルにCO2フリー電力を導入するなど、脱炭素への取り組みを進めている。今回の取り組みはその一環。同物件の屋上約800平方メートルに、250枚の太陽光発電パネルを設置し、稼働させた。発電容量は112.5kWで、同ビルにおける年間使用電力量の約3%が賄えるという。

 同ビルは2013年6月に竣工。敷地面積4942平方メートル。建物は地上14階地下3階建て。延床面積は4万8,494平方メートル。屋上を活用した大規模太陽光発電の導入はハノイ市内のAグレードビルで初の取り組み。

 今後も、同社では同国ホーチミン市の「サイゴン・タワー」へのCO2フリー電力の導入を予定。さらに、豪州シドニーの「275George Street」では環境認証取得するなど、海外事業においても環境負荷低減を進めていく。


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