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分譲マンションでガス衣類乾燥機付き専用空間を提案

 野村不動産(株)は1日、分譲マンション専有部における提案「LUXMORE(ラクモア)」の新商品「キャンドライフ(CAND-LIFE)」を開発したと発表した。「プラウド横浜岡野一丁目」(横浜市西区、総戸数31戸)、「(仮称)白金長者丸プロジェクト」(東京都品川区)の一部住戸に設置する。

 同社の入居者アンケートや訪問調査で「浴室乾燥機での乾燥は時間がかかる」といった声が寄せられたほか、約4割の人が晴れの日でもバルコニー以外に洗濯物を干している事実が判明した。「キャンドライフ」では、これまでマンションへの設置が難しいとされてきた「ガス衣類乾燥機」により家事の時間短縮をサポートすると共に、洗濯にかかわる一連の家事を完結できる空間設計を掛け合わせ、より一層の家事負担軽減につなげる。

 「プラウド横浜岡野一丁目」では、ガス衣類乾燥機を設置した洗面化粧室に、アイロンがけや収納までワンストップで対応できるランドリークロークを設けた住戸を用意する。ガス衣類乾燥機は、5kgの洗濯物を約52分、8kgの洗濯物を約80分と、電気式の約3分の1の時間で乾燥できる。

 同物件は、JRその他「横浜」駅より徒歩9分、相模鉄道相模線「平沼橋」駅徒歩5分。敷地面積1,072.36平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建て。専有面積は32.15~104.59平方メートル。竣工は2023年6月の予定。

ガス衣類乾燥機(写真右上)の並びに、アイロンがけや衣類を畳めるスペースを用意。
ガス衣類乾燥機の背面には収納スペースを設置


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