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三菱地所と東大、「本丸エリア」でエコシステム構築へ

 三菱地所(株)と国立大学法人東京大学が21日、産学協創協定を締結。「三菱地所東大ラボ」を開始した。今後10年間、産学協創における協業を進める。

 同大学の主要拠点である本郷エリアから同社がまちづくりを進めてきた丸の内エリアまでを「本丸エリア」と設定。「本丸イノベーションオーバル」をコンセプトに、イノベーションを創出・成長させるエコシステムの拠点を構築する。具体的には、ポストコロナを見据えた次世代のまちづくり研究と実践、スタートアップの成長を加速するエコシステム形成、スマートシティの深化、未来を創る人材育成を進める。

 さらに本丸エリアの多様なステークホルダー(グローバル企業やスタートアップ企業、エリア内に立地する東京医科歯科大学など卓越するアカデミア等)とも協力し、イノベーション創出・エコシステム形成を実現させ、国内外へ波及効果を生み出す計画。

 初弾の取り組みとして、12月19~21日、同大学の教授・准教授が、丸の内エリア各所で講演する「(仮称)東大WEEK@丸の内」を開催する予定。


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