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南栗橋の全戸平屋戸建住宅地、1期8戸が完売

「レーベンプラッツ南栗橋」モデルハウス
開発中の現地

 MIRARTH(ミラース)ホールディングス(株)グループで戸建分譲事業等を手掛ける(株)レーベンホームビルドが開発を進めている戸建住宅地「レーベンプラッツ南栗橋」(埼玉県久喜市、総戸数16戸)の1期8戸が、10月末までに完売した。

 同物件は、東武日光線「南栗橋」駅徒歩10分に立地。開発地は市街化調整区域で、久喜市の条例により住宅の敷地面積が最低300平方メートルと定められている。そのため、この敷地のゆとりを活用して、全戸を平屋住宅としながら、延床面積も100平方メートル以上を確保。オープン外構とし、エントランス周囲を中心に植栽を施した。敷地面積は約300~340平方メートル。建物は木造軸組工法平屋建て。4LDK、延床面積は約100~101平方メートル。竣工は2023年1~2月予定。販売予定価格は4,000万円前後となる予定。

 エントランス前は庇を設けたポーチとし、リビング前も庇やウッドデッキを設けることで、アウトドアリビングとして利用できるようにした。玄関は親子ドアを採用。全戸、玄関に土間を設け、シューズインクロークとともに手洗いも設置した。リビング天井高は4,900mmを確保。アイランドキッチン、タッチレス水栓、食洗器、活水器、LD床暖房、浴室テレビ、スマート玄関キーなどが標準。冷蔵庫置き場とは別に、フリーザー置き場も設けた。

 LDKは20畳以上、主寝室は7畳以上を確保。カーポートは2・3台分用意し、最大6台分まで増やせる。また、坪庭やサンルームなど、ゆとりある敷地や床面積を生かした提案を随所に盛り込んだ。

 9月上旬から販売活動を開始し、モデルハウスには100組弱が来場。20歳代後半~30歳代のファミリー層が中心。地元久喜市に加え、川口市、加須市など周辺地域から広く反響を集めた。マンションや戸建住宅からの住み替え率は約4割。マンションや2階建て戸建住宅では味わえない、平屋ならではの視覚的な広がり、開放感への評価が高いという。

リビング天井高は最大4,900mm確保
寝室は7畳以上を確保。モデルルームはダブルウォークインクローゼットを改装し、2方向動線としている
全戸玄関横に土間を設置。趣味の空間や収納スペースとして提案


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