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三菱地所、仙台市内の所有施設電力を再エネ化

 三菱地所(株)は1日、仙台市内に所有する施設で使用する電力を再生可能エネルギー由来の電力の切り替えると発表した。

 導入する再エネ電力は、東北電力(株)が調達する「RE100」対応の電力。共用部を含め使用される電力の全量を再エネ電力とする建物では、オフィスや商業施設の用途を問わず、物件の入居企業やテナントが自社で再エネ電力を利用していることが認められる。

 対象となる物件は「花京院スクエア」、「定禅寺パークビル」、「泉パークタウン タピオ」などの14物件で一部は同社の持ち分のみ。同日より順次切り替え、2023年2月1日までに全施設切替完了予定。全物件を合計した電力使用量(21年度実績値)は約2万3,987MWh(一般家庭約5,600世帯に相当)。再エネ電力導入によるCO2削減量は、年間約1万2,000tと試算している。


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