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枚方市駅一体の再開発、24年夏に開業/京阪G

「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 京阪ホールディングス(株)、京阪電気鉄道(株)、京阪電鉄不動産(株)は21日、3社が参画する「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」(大阪府牧方市)の第3工区(最終工区)が、2024年夏頃に開業すると発表した。

 同事業は、区域面積は約2.9ha。第3工区は、地上4階て・地上29階ての2棟からなり、敷地面積は約1,550平方メートル・約1万3,500平方メートル、延床面積は約1,500平方メートル・約9万3,770平方メートル。オフィス、ホテル、賃貸マンション、商業施設で構成する。「枚方市」駅と既存の高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」の一部も含めて再開発。川沿いで丘陵に囲まれた地形の特徴を生かし、「グランドレベル」「リバーレベル」で、広場やテラスなどを設け、まちに開かれた施設とする。

 商業施設は、建設中の再開発施設(低層棟)1~4階と「京阪枚方ステーションモール」のDブロックを一体で整備。同モールA~Cを含む商業施設全体の営業面積は約4万平方メートル、店舗数は約120店舗の構成となる予定。同駅東改札口から川の堤防につなげるリバーレベルには、 川沿いにテラスを配置。屋上には広場も設ける。

 オフィス(高層棟7~15階)は、ワンフロア面積は約680平方メートル。7~11階を京阪電気鉄道が事務所として利用。12~15階を貸し出す予定。ホテル(19~26階)には、「カンデオホテルズ枚方(仮称)」が出店する計画。19階にはバルコニー付きのレストラン・バンケットを、26階には露天風呂付きのスパを設ける。


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