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九州産業大とDIYワークブース開発/大東建託

「HACOCE」
テーブル、チェアは標準装備。内装はクロス仕上げ

 大東建託(株)は九州産業大学と、DIYで設置可能なソロワークブース「HACOCE(ハコス)」を共同開発した。

 同大学建築都市工学部香川治美研究室では以前より居住環境やソロワークブース等に関する研究を行なっており、今回、大東建託の社内ベンチャー制度で誕生したオーダーメイドDIYキット販売店「CODD(コッド)」と共同開発するに至った。

 オフィスや大学の個室需要をターゲットに、設置場所に合わせてサイズがオーダーできる商品として開発。構造はツーバイフォー工法の木造で、遮音性能、断熱性能を確保した。4種類のネジのみで簡単に組み立てられる仕様で、解体も可能なため、移設もできる。内装は住宅と同じようなクロス仕上げとした。リモートワークスペースや自習室としての利用を提案する。

 標準サイズは、間口122cm×奥行き138cm×高さ240cm(外寸)。カウンターテーブル、チェア、LEDダウンライト、2口コンセント、換気扇/給気口を備える。価格は標準サイズの場合、48万円(税込み)。

 CODDと九州産業大は同商品の改良やラインナップ拡充に向け、今後も産学連携による商品開発を行なう。


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