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大阪市内で都市型データセンター/サンケイビル

「オプテージ曽根崎データセンター」完成イメージ

 (株)サンケイビルは25日、昨今の関西圏におけるデータセンターニーズの高まりを受け、関西テレビ放送(株)と初の共同事業として、都市型データセンター第1号物件を開発すると発表した。

 計画地は、大阪市・東梅田エリアの関西テレビ放送所有地。敷地面積2,239.81平方メートル、地上14階建て。2026年1月竣工の予定で、竣工後は、大阪市内で複数の都市型データセンターを運用している(株)オプテージ(大阪市中央区、代表取締役社長:名部正彦氏)が「オプテージ曽根崎データセンター」(大阪市北区)として運営する。

 主要なメガクラウドやインターネットエクスチェンジ拠点とのアクセスポイントがある堂島エリアや心斎橋エリアから3km圏内に位置しており、低遅延で安定した接続サービスを提供する。最新の高効率空調システムや省エネ機器の採用により消費電力を削減すると共に、 関西電力(株)が提供する再エネECOプラン(トラッキング付帯)を利用することで、実質的に再生可能エネルギー100%を達成する見込み。

 最新の高効率空調システムの採用や最適なエアフローの設計等により、高密度・高負荷な設備にも対応可能で、免震設計、電源系統の冗長化、72時間以上の連続稼働が可能な非常用発電機など、万が一の災害時にも安定したサービスを提供する。


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