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豊洲市場場外に江戸のまちを再現する娯楽施設

「千客万来施設(仮称)」外観イメージ

 万葉倶楽部(株)は9日、商業棟と温泉棟からなる「千客万来施設(仮称)」(東京都江東区)を、2024年2月1日に開業すると発表した。

 ゆりかもめ「市場前」駅とペデストリアンデッキで直結。豊洲市場の本体施設と連携し豊洲ならではの活気やにぎわいを生み出すことを目的とした東京都の「千客万来施設事業」の事業者として豊洲市場の場外エリアで開発する。

 商業棟「豊洲場外江戸前市場(仮称)」は、地上3階地下1階建て、延床面積約1万4,690平方メートル。御影石や淡路島の「いぶし瓦」といった伝統的な建築素材や、多摩産材などを採用した木造建築で、江戸の古いまち並みを再現する。豊洲ならではの新鮮な食材等を生かした飲食・物販店舗が出店する予定。

 温浴棟「東京豊洲万葉俱楽部(仮称)」は、地上9階地下1階建て、延床面積約1万9,095平方メートル。箱根・湯河原温泉の湯を運搬。湯処(露天風呂・サウナ)、岩盤浴、エステ等を用意。屋上には、豊洲の景観を一望できる展望足湯庭園も設ける。


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