平和不動産（株）は15日、独立系ベンチャーキャピタルのKUSABI（社名：Wedge（株）、本社：東京都中央区）と、同社の運用するKUSABI1号投資自供有限責任組合へのLP（有限責任組合）出資、およびスタートアップ企業の成長支援に向けた連携について合意したと発表。
平和不動産が運営する金融系スタートアップ向けインキュベーション事業「FinGATE」の施設である「FinGATE KAYABA」において、KUSABIが運営するシードステージのスタートアップ企業を対象としたアクセラレーションプログラム「KUSABI α」の第1期生の募集を始める。さらに、同社が2022年10月より展開している起業・成長支援プログラム「FinGATE Campus」のアドバイザーとして、KUSABI代表パートナーの渡邉佑規氏が参加。プログラム参加者に対するメンタリング支援を行なう。
なお「KUSABI α」は、KUSABIが運営する、会社設立前も含めたシードステージのスタートアップを育成する約18ヵ月間のプログラム。採択されたスタートアップは、活動資金2,000万円の提供を受けられるほか、KUSABIキャピタリストによるメンタリング、定期セミナーの受講、シェアオフィスを基点とする起業家間コミュニティへの参加などができる。