大和ライフネクスト（株）の分譲マンション総合研究所であるマンションみらい価値研究所は22日、明海大学不動産学部との連携を強化していくことを明らかにした。
マンションにおけるさまざまな調査発表をおこなっている同研究所では、2022年4月に大和ライフネクスト本社の1階に配信機能を備えた情報発信プラットフォーム「赤坂プラスタ」を開設。社外のステークホルダーと共に、幅広い層に対してマンションにまつわる情報発信を行なっている。同年9月には、同研究所と明海大学不動産学部が、マンション管理における研究および学習のさらなる発展を共通の目的に据え、「赤坂プラスタ」での講義を含む演習授業の共同企画を開始。「築30年のマンションの管理改善計画」をテーマとした演習プログラムを企画し、全16回の授業の最終回で、プレゼンテーション発表会を「赤坂プラスタ」で行なうなどの取り組みを実施している。
今後は演習授業やセミナーの共同企画を定例化させると共に、大学研究室との共同研究の実施や、マンション管理を学ぶための新たなツールの開発等も視野に入れ、より幅広い領域における連携を模索していく予定。