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クレド、滋賀県にマルチテナント型物流施設

「CREDO滋賀竜王」外観イメージ

 クレド・アセットマネジメント(株)は、滋賀県蒲生郡竜王町で、県内で最大規模のマルチテナント型物流施設「CREDO滋賀竜王」を開発する。同社の物流施設第4弾。

 名神高速道路「竜王」ICに隣接し、近畿、中部、北陸エリアを結節する広域配送の拠点として利用が可能。敷地面積は約6万7,000平方メートル、延床面積約6万4,000平方メートル、鉄骨造地上3階建て。

 1・2階へアクセスできるスロープ型施設で、1階はワンフロアオペレーションも可能。最小区画は約900坪からとし、最大10テナントが利用できる。滋賀県は、製造業が盛んで工場の集積が進み、各種製品・部品の保管ニーズがあることから、同施設は一部低床バースや大庇の設置を予定し、近隣の工場向けの物流センターとしても活用できる仕様とする。

 環境面では、地域材を内装に用いるほか、竜王山をはじめ周囲の美しい自然環境を望むカフェテリアを設けるなど、周辺環境との調和を目指す。また太陽光発電システムを導入し発電電力の一部を館内で利用することで、テナントの再生可能エネルギーの利用を可能にするとともに、電気料金負担の軽減を図る。その他EV充電設備の導入に加え、CASBEE認証Aランク、BELS認証5スター、ZEB Ready認証の取得を予定している。

 2024年4月に着工、25年6月末に竣工を予定。


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