三井不動産（株）は6日、晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業「HARUMI FLAG」（東京都中央区）内に開発する商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」に決定したと発表した。
同施設は、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩16分、HARUMI FLAG内の中心「CENTER CORE」に位置。敷地面積約1万1,300平方メートル、延床面積約1万9,800平方メートル、鉄骨造（一部鉄筋コンクリート造）地上3階地下1階建て。
1階の「デイリーマーケット」では、スーパーマーケットを核に生活利便性の高い物販店舗やサービス店舗が出店。2階の「デイリーセレクト」では、サービス・物販・飲食店舗を展開。3階の「ウェルビーイング」は、自分磨きや学びをサポートする専門性の高いスクールや健康、サービス、クリニックなどを揃える。約40店舗が出店し、地域のコミュニティ拠点として地域住民の生活を支える。
また、同施設1階には、（公財）日本オリンピック委員会（JOC）と三井不動産レジデンシャル（株）が手掛ける「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」を設置。東京2020大会選手村としての記憶やアスリートの貴重なアイテムを展示するエリアや、選手村にも提供されたGAP認証食材を活用するレストランを備える。アスリートを身近に感じ、学び刺激を受ける機会も提供。JOCのオリンピック・ムーブメントの発信拠点である「日本オリンピックミュージアム」のサテライトとして、東京2020大会のレガシーを継承していく。
商業施設の竣工は8月、開業は24年春の予定。