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住林、ホーチミン近郊で低層住宅開発

ホーチミン市近郊で開発する低層住宅地のイメージ

 住友林業(株)は、ベトナムのホーチミン市近郊のバリアブンタウ省ブンタウ市で低層住宅(総戸数118戸)を開発・販売する。住友林業が同国で低層住宅の開発に携わるのは今回が初めて。

 Sumirin Vietnamと現地不動産開発会社のKim Oanh Groupが出資する「KS Sustainable Development JSC(仮称)」が主体となって進める。バリアブンタウ省は、ホーチミン市やその近隣省とともに南部重点経済地域に指定され、2021年の一人当たりGRDP(域内総生産)はホーチミン市を上回り同国1位と、成長が著しいエリア。

 開発地の敷地面積は約2万500平方メートル。鉄筋コンクリート造地上3階建て。幼稚園や多数の公園・緑地を配置し、コミュニティの形成も促進する。販売開始は23年10月以降、引き渡しは24年6月頃の予定。

 住友林業では、Sumirin Vietnamを通じてベトナムでの不動産事業を拡大していく計画。


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