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神戸のアリーナ新築PJを着工/NTTUD他

「神戸アリーナプロジェクト」イメージ

 NTT都市開発(株)は18日、「神戸アリーナプロジェクト」(神戸市中央区)を着工したと発表した。

 同プロジェクトは、神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業において、2021年に優先交渉権を獲得した同社と(株)スマートバリュー、(株)NTTドコモの3社コンソーシアムによる民設民営のアリーナプロジェクト。運営は(株)One Bright KOBEが担う。

 事業予定地はJR等「三ノ宮」駅徒歩圏に立地。神戸空港や新幹線の駅からもアクセスが良く、観光スポットであるメリケンパークやハーバーランドに隣接する。敷地面積約2万3,700平方メートル。建物は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造7階建てで、延床面積約3万2,300平方メートル。収容客数約1万人。

 開業後はプロバスケットボール B.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地としてホームゲームが行なわれるほか、音楽コンサートやe-SPORTS、MICE等のイベントにも対応。また、スポーツやエンターテインメント・デジタルの融合による新たな演出をすることで、同アリーナを基点に新たなにぎわいを創出し、観光・集客需要の増進や広域からの交流人口の増加による地域経済の活性化を目指していく。

 竣工は25年2月。関西万博の開幕時期である4月に開業する予定。


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