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23区オフィス、募集面積率は横ばい推移

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は8日、東京23区における2023年4月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。調査対象は延床面積300坪以上のオフィスビル。

 東京23区のオフィス空室率は3.86%(前月比0.18ポイント上昇)。募集面積を賃貸面積で割った募集面積率は5.64%(同変動なし)と横ばいで推移した。区別では、空室率が高い順に、中央区4.45%(同0.2ポイント上昇)、港区4.40%(同0.15ポイント上昇)、新宿区3.19%(同0.08ポイント下落)、渋谷区2.84%(同0.06ポイント上昇)、千代田区2.40%(同0.06ポイント上昇)となった。

 空室面積は42万7,000坪(同1万7,000坪増)。空室増減量は増加が6万6,000坪(同2万7,000坪増)、減少が4万9,000坪(8,000坪減)と、増加が減少を上回った。

 エリア別の空室率は、都心5区は3.56%(同0.1ポイント上昇)。周辺18区は4.80%(同0.45ポイント上昇)。募集面積率は、都心5区が5.42%(同0.01ポイント下落)、周辺18区が6.33%(同変動なし)。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.98%(同0.19ポイント上昇)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.73%(同0.19ポイント上昇)。募集面積率は大規模ビルが6.19%(同0.03ポイント下落)、中小規模ビルが5.01%(同0.03ポイント上昇)となった。


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