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東京・昭島で3棟850戸のマンション計画

「(仮称)昭島プロジェクト」の全体イメージ

 大和ハウス工業(株)は10日、東京都昭島市で3棟850戸のマンション計画「(仮称)昭島プロジェクト」を本格始動したと発表した。

 同プロジェクトは、昭和飛行機都市開発(株)が保有していた土地の一部、約3万2,000平方メートルを開発するもの。3棟(A~C棟)の敷地はいずれもJR青梅線「昭島」駅北口の都市型リゾートエリア「東京・昭島 モリパーク」内に位置している。モリパークは、大型複合商業施設やプールやテニスコートで構成し、周辺には医療・文化施設もそろう生活利便性・レジャー性を兼ね備えているエリアで、住宅開発は同プロジェクトが初となる。

 同社は、初弾のA棟として、分譲マンション「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」(総戸数481戸、住友商事(株)とのJV)を2023年1月に着工。同マンションは「昭島」駅まで徒歩5分で、敷地面積は1万8,215.75平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造13階建て。住戸専有面積は56.57~89.08平方メートル。

 販売開始は9月中旬の予定で、販売戸数および価格は未定。竣工は24年8月を予定する。

 これ以降、9階建て・総戸数約100戸のB棟、14階建て・総戸数約270戸のC棟の開発を予定。いずれも分譲マンションを計画しており、全体完成は28年度を計画している。総事業費は約400億円。


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