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既存住宅用の全館空調を発売/パナソニックH

「リフォーム用全館空調」イメージ

 パナソニック ホームズ(株)は18日、同社の既存住宅向けの「リフォーム用全 館空調」を発売した。

 各階に室内機を設置することで、全階だけでなくワンフロアだけの空調も可能。また、床下の地熱活用や除塵性能が高い「HEPAフィルター」を採用した換気システムにより、建物内外の温度差を感知して自動で省エネ運転する。グループ会社であるトヨタホーム(株)のオリジナル全館空調システム「スマート・エアーズ」と、同社の換気システム「エコナビ搭載換気システムHEPA+」を組み合わせた。

 「スマート・エアーズ」は、室内機を1階は階段下に、2階は小屋裏へ設置。空調の吹き出し口は、1階は床面、2階は天井面に設けて空気を循環させる。そのためいずれの配置でもリフォームにおける間取りへの影響を少なくすることが可能となる。

 また、「エコナビ搭載換気システムHEPA+」は、外気をベース空間(床下)で通過させ、外気に浮遊する粉塵やほこり等を沈下。通過中にきれいになった空気は除塵性能が高い「HEPAフィルター」を通り、さらに浄化され、各部屋へ換気。また、室内の汚れた空気は「HEPAフィルター」に戻して浄化し、空気を循環させる。 

 販売地域は北海道および一部地域を除く全国。参考価格は約380万円~(空調+換気リフォーム価格・消費税込)。販売目標は年間60棟。


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