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アパホテル、「渋谷道玄坂上」増築棟を着工

「アパホテル<渋谷道玄坂上>」外観イメージ

 アパグループは12日、「アパホテル<渋谷道玄坂上>」(東京都渋谷区)の増築棟の起工式を執り行なった。

 同ホテルは、2012年11月に開業し、高稼働を維持していたが、ポストコロナを見据え、客室数の増加を図るため、隣接敷地に新館を増築することとなった。

 今回増築する棟は、鉄骨造地上12階建て・客室数74室(ダブル73室、デラックスツイン1室)。運営中の既存棟と合わせて全247室のホテルとなる。
 東京メトロ半蔵門線・銀座線・副都心線・東急田園都市線「渋谷」駅徒歩5分、東急井の頭線「渋谷」駅徒歩6分、JR各線「渋谷」駅徒歩10分など、複数路線が利用できる利便性の高い立地。敷地面積190.38平方メートル。延床面積1,385.59平方メートル。

 客室は、50型以上大型液晶テレビや枕元集中コントローラー(照明スイッチ類、空調リモコン、コンセント、USBポート、HDMI端子等を集約)、空気中の花粉やカビ菌・ウイルス等を抑制する効果の「高濃度ナノイーX」を搭載した新型エアコンを設置。その他、オリジナルベッド「Cloud fit」の快眠性を維持しながら、ベッド下の収納スペースを確保する等して機能面を向上させた「Cloud fit Grand」を採用する。

 フロントは、8種類のスマホ決済にも対応するチェックイン機に加え、クレジット決済に特化した小型卓上型チェックイン機を導入。また、ルームキーを投函するとリアルタイムで自動的にチェック処理が行なわれるエクスプレスチェックアウトボックス等を設置する。

 開業は24年11月の予定。


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