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分配金は3,216円/NUD23年4月期

 NTT都市開発リート投資法(NUD)は15日、2023年4月期決算を発表した。

 当期(22年11月1日~23年4月30日)は、営業収益123億4,600万円(前期比16.3%増)、営業利益54億4,700万円(同25.5%増)、経常利益50億700万円(同28.1%増)、当期純利益50億700万円(同28.2%増)となった。1口当たり分配金は3,216円(同429円増)。

 期中、オフィスビル「アーバンネット中野ビル」(取得価格64億円)を取得。オフィスビル「六番町ビル」(取得価格39億3,000万円)の信託受益の一部を売却し、14億7,100万円の不動産等売却益を得た。当期末の保有資産は、オフィスビル27物件、レジデンス32物件、優先出資証券1銘柄の計60物件で、取得価格総額は2,751億200万円。用途別の投資比率はオフィスビル64.4%、レジデンス28.4%、その他(優先出資証券)7.2%。
 また、優先出資証券を除いた59物件の稼働率は、当期末現在でオフィスビルが94.5%(前期末比1.5ポイント低下)、レジデンス96.2%(同0.6ポイント低下)で、全体は95.1%(同1.2ポイント低下)となった。

 次期は、営業収益121億4,500万円、営業利益53億5,400万円、経常利益49億700万円、当期純利益49億500万円、1口当たり分配金3,150円を見込む。


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