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名鉄都市開発G、ザイマックスGと業務提携

資本業務提携の概要図

 名鉄都市開発グループとザイマックスグループは20日、7月1日付で資本業務提携すると発表した。東海エリアを中心とした不動産運営・管理事業の拡大・強化が目的。

 名鉄グループの中期経営計画で「不動産事業の強化」が盛り込まれたことを受け、名鉄都市開発(株)では、子会社の名鉄ビルサービス(株)を中心に、不動産管理事業の強化を図っている。ザイマックスグループは、(株)ザイマックス東海を中心に、東海エリアを基盤に事業展開する企業と、不動産マネジメントの観点から連携を深めている。

 名鉄都市開発グループでは、名鉄プロパティマネジメント(株)を設立し、ザイマックスグループとの一部資本業務提携のもと、不動産運営事業の基盤構築を推進するなど、両グループはこれまでも協働を進めてきた。

 今回は、不動産管理において、名鉄都市開発がザイマックス東海へ24%の追加出資を実施、合計34%の資本参加をした。併せて、ザイマックス東海が名鉄ビルサービスへ34%の出資を実施することで、名鉄ビルサービスの事業競争力を強化。両グループは不動産運営・管理の両面において連携を拡大する。

 資本業務提携により、名鉄都市開発グループは、ザイマックスグループが持つ知見・ノウハウと相互の経営資源を生かし、東海エリアを中心に不動産運営・管理事業の積極的な拡大を図っていく。また、ザイマックスグループは、名鉄都市開発グループの不動産運営・管理領域におけるパートナーとして、多様な用途の不動産の価値向上に寄与しながら、東海エリアでの不動産マネジメント事業の拡大を目指す。


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