森トラスト（株）は26日、米国子会社のMORI America LLCを通じて、米国ニューヨーク・マンハッタンに所在するオフィスビル「245 Park Avenue」に投資し、同物件のリノベーション事業に参画すると発表した。
“ニューヨークの大玄関口”と呼ばれる世界最大のプラットホーム数を持つ「グランド・セントラル」駅直結の立地。マンハッタンの中でも、経済・文化の中心地である「ミッドタウンエリア」、世界有数の企業が連なるPark Avenue沿いに位置する。敷地面積7,556平方メートル、賃貸可能面積16万5,627平方メートル、1967年築の鉄骨造地上45階建て。マンハッタン最大の不動産会社であるSL Green Realty Corp.との共同所有となる。
リノベーションでは、内装・外装を刷新するほか、ルーフトップバーやフィットネス、テナント専用ラウンジを整備する。完成は2025年の予定。投資総額は1,000億円程度を見込む。