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上海市でオフィス開発プロジェクトに参画/三菱地所

「晶耀虹橋」プロジェクトの完成イメージ

 三菱地所(株)は3日、中国上海市におけるオフィス開発プロジェクト「晶耀虹橋 (Crystal Bridge)」への参画を発表した。

 米系大手ディベロッパーのTishman Speyer社、国有不動産企業の新長寧集団、大手運送サービス企業のHuoLaLa社との共同事業。開発地は地下鉄「婁山関路」駅に直結。3万5,587.5平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート造5棟の複合建物を開発する。延床面積は24万6,350平方メートル。
 開放的なサンクンガーデンを設け、地上・地下を一体的に往来できる公共空間とする。また商業ゾーンには店舗を厳選して誘致することで、来街者の回遊につなげる。オフィス階については2,000平方メートルを超える面積を確保する。
 街区内では緑化を進め、建物の環境性能にも配慮することで「LEED」認証を取得する予定。
 総事業費は約1,700億円の見込み。

 三菱地所グループにとって、中国上海市内における初のオフィス開発プロジェクトとなる。

 竣工は2025年の予定。

サンクンガーデンイメージ


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