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小田原に住商複合施設を開発/ミラースHD

「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」イメージ

 MIRARTHホールディングス(株)は4日、「小田原市栄町二丁目中央地区優良建築物等整備事業」に着手すると発表した。

 小売業の衰退や放置自転車、建物の老朽化など小田原市が抱える課題の解決ならびに持続可能なまちなか居住の促進を実現すべく、優良建築物等整備事業、総合設計制度を活用することで、自然と歴史を生かした魅力あるまちづくりを行なう。

 商住一体となった複合施設を開発。敷地面積は約5,618平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上19階地下1階建て。延床面積は約4万6,486平方メートル。低層階には商業施設を7区画、中高層階に住居286戸を設けることで、小田原市中心市街地の定住人口増加を促す計画。

 住居には快適性を重視した共用設備を整備。商業施設には、商店街との連続性を生み出すテナントの誘致や周辺の商店会、自治会とも密接するコミュニティ形成を図ることで、人が集まり交流するような拠点となる環境づくりと、回遊性・生活利便性を相互的に向上することのできる施設とする。

 2024年10月に建築工事に着手。28年3月31末に竣工予定。


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