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国交省、先導的な木造プロジェクトを採択

 国土交通省は6日、「木造先導・有料木造プロジェクト2023」の第1期募集の採択結果を発表した。令和5(2023)年度「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)・有料木造建築物等整備推進事業」として4月に募集していた。

 中高層・大規模木造建築物の整備促進のため、構造・防火および生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクト(木造先導型)や、普及拡大期にある木造化技術を活用したプロジェクト(優良木造)を支援する。

 専門家で構成する評価委員会による評価の結果、木造先導プロジェクトが提案7件のうち2件、優良木造が提案10件のうち6件が採択された。木造先導プロジェクトに採択されたのは、エア・ウォーター北海道(株)による「(仮称)エア・ウォーターの森計画」(札幌市中央区、地上4階建て、事務所・店舗)と、伊藤忠商事(株)による「川崎市宮前区小台2丁目計画」(地上5階建て、寄宿舎)。

 優良木造プロジェクトは東京建物(株)の「(仮称)洗足池プロジェクト」(東京都大田区、地上6階建て、共同住宅)などが選ばれた。


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