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今夏、節電対策を実施する人は60.6%/積水ハ

 積水ハウス(株)は13日、「暑さ対策における節電調査」結果を発表。4月7~10日に全国の20~60歳代の男女を調査した結果をまとめた。

 今年の夏を自宅で過ごす上での電気代への意識と節電実施意向については、「電気代を気にしていて、節電対策を実施する」が53.2%でトップ。以下、「電気代を気にしているが、節電対策を実施しない」が19.6%、「電気代を気にしていないが、節電対策を実施する」が7.4%、「電気代を気にしていなくて、節電対策も実施しない」が6.6%に。節電対策を実施するとの回答は60.6%にとどまっている。

 2022年の夏に節電を実施した人にその内容を質問したところ、1位は「エアコンの設定温度を上げる」(49.7%)。次いで、「エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用」(33.8%)、「エアコン稼働時間を減らす」(32.2%)となり、気軽にできるエアコン運転に関する対策が上位を占めた。

 省エネと創エネを組み合わせる「ZEH」の認知についても調査。「内容まで詳しく知っている」は4.6%にとどまり、「知っている」は6.6%、「名前は聞いたことがある」は15.6%。一方「知らない」は73.2%にのぼった。なお、総エネ設備のある家庭に限定すると、用語認知度は半数以上となり、総エネ設備のない家庭の20.7%とは差が出た。

 「ZEH」に住みたい意向の理由については、「光熱費削減が可能」(59.1%)、「環境にやさしい」(39.2%)、「1年中快適に過ごせる」(38.0%)がトップ3に。


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