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小田急、鳥取・倉吉で地方創生サポート事業

 小田急電鉄(株)は14日、鳥取県倉吉市において、地方創生サポート事業をスタートすると発表した。

 同社は、個人のエンパワーメントを目的にリサーチや情報発信、ソリューション開発を担うイノベーションラボ「IFLATs(アイフラッツ)」を2020年11月に発足。アイフラッツは倉吉市とともに、宿泊型人材育成プログラム「iVison Session」を22年度に実施している。

 今回、アイフラッツの提案が、倉吉市の「ひとを育て、まちを育てる、くらしよし倉吉プロジェクト推進業務公募型プロポーザル」に採択され、7月19日から24年3月31日まで、地方創生サポート事業に取り組む。

 人材育成を中心に、(1)中核人材育成事業、(2)倉吉の魅力発見・データ整備事業、(3)デジタル教育事業、(4)バーチャル倉吉事業の4事業を連動、倉吉市民が主体となる自走型の地方創生を支援する。

 (1)では、将来事業を自走する際の中核人材を育成。(2)については、地域住民から倉吉の魅力を再発見・認識につながる取り組みを実施。地域商材開発も進める。(3)では、主に若年層・女性を対象としたデジタル教育を実施。市外へ発注してきた地域サイトの運営等の内製化による市内就労の創出や、地域ITコンテンツの運営体制の構築に取り組む。(4)では、仮想空間上に鳥取県立美術館を再現。倉吉市の魅力とともに美術館のバーチャル体験を提供する。


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