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アトランタの大規模複合開発に参画/三菱地所他

「1072 West Peachtree」完成イメージ

 三菱地所(株)と大成建設(株)は27日、三菱地所の米国子会社であるRockefeller Group International, Inc.(以下、「RGII社」)を通じ、米国ジョージア州アトランタ市の大規模複合開発事業「1072 West Peachtree」に参画したと発表。

 人口増加・経済成長が著しいサンベルト地帯におけるプロジェクト。三菱地所ニューヨーク社・大成USA社の両者とも、同地帯における初の開発事業。
 地下鉄「Midtown」駅および「Arts Center」駅から各徒歩5分圏内。主要幹線道路であるI-75/I-85 へも容易にアクセスでき、さらにアトランタ連邦準備銀行や主要オフィス、商業施設等も徒歩圏内という立地。約4,700平方メートルの敷地に地上60階建ての建物を建設する。高さは210mで、サンベルト地帯の中核都市であるアトランタ市では最高層建築物となる。

 2~9階・20~60階には賃貸住宅(357戸)、11~18階にはオフィス、その他商業店舗で構成。10・20階をアメニティフロアとし、エリア最大規模の屋上テラスやコワーキングスペースのほか、ジムやスパを用意する計画。
 総事業費は約525億円を見込んでいる。

 竣工は2026年の予定。

10階に設置予定の共用屋外テラス


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