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三井ホーム、脱炭素化の取り組みを強化

 三井ホーム(株)は28日、木造SDGsプロジェクト「MOCX GREEN PROJECT(モクスグリーンプロジェクト)」を開始した。

 同社は、国産材の利用促進や中大規模建築物の木造化に取り組み、これまで手掛けた木造建築において、炭素固定量が推定約383万t(3月末時点)に達するなど成果を上げている。企業においてさまざまな取り組みが求められる中で、本業である木造の建築を通じ、さらなる脱炭素化を目指すことが必要と考え、今回のプロジェクトをスタートすることとした。

 同プロジェクトでは、4月以降の新たな木造建築による累計炭素固定量を算出し、特設ウェブサイトにて随時発信。引き続き、全国各地から調達した国産材を積極活用していくとともに、木造マンション「MOCXION(モクシオン)」など、中大規模建築物を中心に木造化を推進することで、大幅なCO2削減に貢献していく。

 今後は、ユーザー単位(各棟)での炭素固定量を算出・提示していくことも視野に入れ、脱炭素化をより一層「自分ゴト化」されていく社会を目指す。


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