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国交省、こどもエコすまい支援事業の予算増額

 国土交通省は28日、令和4年度第2次補正予算に基づき創設した「こどもエコすまい支援事業」について、令和5年度当初予算の既定経費の活用により予算額を209億3,500万円増額。予算総額を1,709億3,500万円とすると発表した。

 同事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行ない、50年カーボンニュートラルの実現を図るため、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援を実施する。ZEH住宅の新築については戸当たり100万円、住宅の省エネ改修や子育て改修等については、戸当たり上限30万円を補助する。

 予算上限に達し次第申請受付が中止されるが、予算総額に対する補助金申請額の割合は、7月27日時点で82%に達していた。今回予算が増額されたことで、約72%まで下がる。同省では、予算の執行状況について、ウェブサイトを通じて公表してきたが、平日のみだった更新を、土日祝日含めた毎日更新に改める。


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