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東急プラザ表参道原宿に文化を発信する“新たな商店街”

会員になれば、1日・1平方メートルから出店が可能。什器は施設側で用意している
物販、アパレル、食物販などがシームレスに混在

 東急不動産(株)は1日、東急プラザ表参道原宿(東京都渋谷区)の5階に、新フロア「LOCUL(ローカル)」をオープンした。

 (株)リアルゲイトとの協業。単なる商品を販売する場ではなく、文化・カルチャーの創造・発信する場となる、ショップ、カフェ、イベントスペースやワークスペースの機能がシームレスに混在する、これまでにない新たな商店街のような施設を目指す。

 従来、商業施設に出店するには、初期投資や契約期間などの問題からハードルが高く、そのため変化するトレンドや消費者ニーズへの対応が臨機応変にはしづらかった。そうした課題を解消した仕組みを導入した。
 施設側で内装や什器を用意することで、出店者の初期投資を抑制。さらに契約形態はメンバーシップ制のサブスクリプションサービスとし、日割りの什器費用を支払うことで、出店者は商品等の持ち込めば、即日出店できる。ミニマム1日1平方メートルから出店が可能。出店場所・出店面積についても固定化されておらず、随時変更できるという。

 約1,000平方メートルのフロアに、開業時は、フラワーショップ「PLAY」やミュージカル&カルチャースタジオ「JAZZY SPORT」、麹甘酒・麹調味料ブランド「長屋/NAGAYA」をはじめ、アパレル、アートギャラリーなど多様なメンバーが出店した。

 イベントやポップアップスペースも用意し、出店者・来店客を盛り上げる。またカフェ&ダイナーのゾーンやオフィスゾーンも整備。オフィスゾーンは5.88~43.80平方メートルの10のシェアオフィスに加え、ミーティングブースやコワーキング兼ラウンジのスペースも設置。入居者同士の交流を後押しする。

オフィスゾーンにはスタイリッシュなシェアオフィスを用意した
入居者同士のコミュニケーションが活性化するよう、縁台のようなスペースも。中央には掘りごたつ式の共用テーブルを設置


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