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空き家対策でリ・バース60利用者への補助制度創設

 (独)住宅金融支援機構と香川県高松市は1日、空き家対策を目的に「リバースモーゲージによる高齢者住まい応援補助制度」を創設した。

 同機構が民間金融機関と連携して提供する高齢者向け住宅ローン「リ・バース60」を利用する同市在住の高齢者を対象に、契約当初1年間の利息の3分の2相当(最大15万円)を補助。これにより、良好な住環境整備を促し、管理不全空き家や放置空き家発生の未然防につなげる。空き家を目的とした「リ・バース60」利用者に対する地方公共団体独自の補助制度創設は初。

 両社は7月31日に、住宅政策を連携・協力して推進する目的で「高松市における住宅施策の推進に関する連携協定」を締結しており、同制度創設はその一環。

写真左が高松市の大西秀人市長。写真右が住宅金融支援機構
の中村 洋四国支店長


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