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系統用蓄電池事業を開始/東急不動産

 東急不動産は3日、地域共生プロジェクトとして運営している施設「TENOHA東松山」(埼玉県東松山市)にて、系統用蓄電池事業を開始すると発表した。

 伊藤忠商事(株)、(株)パワーエックス、自然電力(株)と同事業の推進および拡大に向けパートナシップ契約を締結し、事業を推進する。
 パワーエックスの蓄電池システム(定格出力1.8MW、定格容量4.9MWh)を同事業において国内で初採用。なお、同蓄電池システム導入に向けては、伊藤忠商事が蓄電池事業に必要な蓄電システム全体を設計・構築するアレンジメントを担当。制御装置などの調達も行なう。自然電力は東急不動産の委託を受け、自然電力が開発・運用するアグリゲート・エネルギー管理システム「Shizen Connect」を活用し蓄電池を制御。これにより生み出される「調整力」を、卸電力市場、需給調整市場、容量市場といった各電子力市場で運用する。

 蓄電池は、「リエネソーラーファーム東松山」内の「TENOHA東松山」に設置する。23年度内の建設開始、2023年度上期に運転開始を予定している。

スキーム図


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