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和歌山に断熱等級6相当の事務所が竣工

 日鉄テックスエンジ(株)は1日、「(株)スミエイ 本事務所」(和歌山県和歌山市)の竣工を発表した。

 日本製鉄(株)およびNSハイパーツ(株)が共同で開発したスチールハウス工法「NSスーパーフレーム工法(薄板軽量形構造)」を採用。延床面積597.45平方メートル、3階建て。ハイブリッド断熱手法(外張り断熱+充填断熱)を用いることにより、鉄骨造で品確法住宅の断熱等級6相当を実現するとともに、Nearly ZEB認証を取得している。

 日本製鉄は2022年11月、社会におけるCO2排出量削減に寄与する高機能製品・ソリューション技術を総称するブランドとして「NSCarbolex Solution」を立ち上げた。「NSスーパーフレーム工法」は、同ブランドの対象商品。

 同工法は、外張り断熱・通気工法を標準採用することで、高い省エネ性を実現。使用時に排出するCO2を削減することができる。また、高耐食めっき鋼板「スーパーダイマ」の使用により、品確法の劣化対策等級最高ランクの長寿命化に対応。構造躯体が軽く基礎を簡易にすることで、使用する建材資材を減らしCO2の削減を可能とする。

「(株)スミエイ 本事務所」外観


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